子供に習わせたい習い事といえば、ピアノや水泳、そして英会話です。
小学校で英語学習が必修となるなど、将来のために英語を話せるようになった方が良いと考える親も多いのではないでしょうか。
近年、子供が海外の大学へ進学をするケースも増えています。
しかし、日本語もままならない子供のうちに、英会話を習うということに悩む場合もあるはずです。
子供に英会話を習わせるべきなのか、また、習わせる場合に注意したいポイントなどを紹介します。
将来に向けたメリットがある
親が子供に英会話を習わせたいと考える理由には、以下のようなものがあります。
- 子供が習いたいと言ったから
- 周囲の子供が通っているから
- 英語が必修化するから
- 英語が話せた方が便利だから
- 親自身が英語が苦手だから
どの様な理由であっても、子供の将来のために、子供のうちから英会話に通うメリットは多いといえるでしょう。
まずはメリットに関する2つの理由から紹介します。
苦手意識を持たなくなる
1つ目は、子供のうちに英会話を習得しておくことで、英語に対する苦手意識をなくすとう効果が期待できます。
小さな子供のうちに、遊びの延長で英会話を習う事によって、英語に限らず外国語を勉強することは楽しいことであると認識させることができます。
大人が英会話を習う場合、教材を使用して勉強をする事になります。
そのため、苦手意識を持つ方が多いのです。
また、自分が苦労をして稼いだお金を使用してレッスンを受けるという状況では、焦りも感じます。
「通わせてもらえる」状況の子供とは、気持ちの余裕も大きく異なります。
しかし、子供の英会話であれば遊びながらリスニング力を付け、自然と単語を覚えて行くため、「語学学習自体が楽しいものである」と認識するようになります。
ゲーム感覚で学習できるという事も、子供の英会話ならではの効率の良い勉強方法であるといえますね。
英語が得意になることによるメリット
2つ目に、子供が英会話を習う最大のメリットは意欲的になるという事です。
子供は、自分が新しくできるようになった事については、意欲的に取り組みます。
つまり、英会話学習にも積極的に取り組むようになることで、さらなる英語スキルの向上を図ることができるのです。
「英語が得意」と感じさせることで、小学校への通学が始まった後にも、自信をもって楽しく取り組むこともできるようになります。
子供・幼児の頃の英会話学習は効果が高い
2つのメリットのほか、3つ目の理由として、子供は大人と比較をすると英語の発音を聞き取る能力が高いという点が挙げられます。
耳で聞いた言葉を自分の口で発したり、繰り返し耳にすることで自然と言葉というものを身に付ける能力が高いのです。
大人が英会話学習をはじめる場合、単語やフレーズなどの音よりも、その意味を先に考えてしまいます。
これは、発音ができるようになるまでの過程で邪魔になるのです。
子供の場合は、耳で聞いた英語の発音に関して、意味や文法まで考えません。
そのため、発音や英語のリズムを自然に身に付ける事ができるのです。
自然とネイティブのような発音ができるようになります。
意味を考えて言葉を発するのではなく、発音のまねをするといったイメージですね。
この様に、大人が英会話を勉強する場合とは大きく異なり、自然な発音まで身に付ける事ができるのです。
小学生・中学生は文法をしっかり勉強した方がよい
小学生や中学生が、近い将来使用する事になる英語は、受験や学校の学習で使用する英語です。
ネイティブな英語を話せたとしても、テストで出題される英語は文法を意識したものになります。
幼児期から英会話を習うことで英語力に自信を持っていても、英語の文法問題でつまづいてしまうと、自信をなくしてしまうでしょう。
単語を覚えた上で、授業で使う文法を学ぶことが大切です。
この段階も、「自分は英語が得意である」という意識で乗り越える事ができると、成長しても英語に対する抵抗を持つことが無くなるでしょう。
海外の大学への進学や、海外勤務など、夢や目標が広がります。
まとめ
小さな子供の頃から英会話を習っていた子供と、習っていない子供では、英語レベルに大きな差が生じます。
子供の頃から英会話を習っていると、子供ならではの耳から入る情報を利用した自然な発音を習得することができるのです。
英語が得意という自信は、成長していく中で語学学習に対するモチベーションを挙げることにもつながるでしょう。
大人になってから英会話を習うよりも、はるかに効率よく英語を習得することができます。
子供の英会話教室は非常に多く、日本国内でも十分に英語を習得することが可能です。
楽しく英語を学ぶことができる年齢のうちに、英会話を習わせることをおすすめします。